【体験談】会社が「会社都合退職」を嫌がるワケ！「自己都合退職」に絶対しないで欲しい理由と解決策

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こんにちは、ミニマネーmikaです。プランしないFPとして活動しています。

会社を辞める時に必ず退職理由を聞かれますが「会社都合退職」がある事を知っていますか？

これらの場合「会社都合退職」になる可能性があります。

思い当たる人や、今会社が辛くて辞めたいけど…と悩んでいる方に参考になる内容です。

この記事を読む事で失業手当が格段に充実します。

実際、私が派遣社員で体験したリアルな内容になるのでイメージしやすいかと、特に派遣社員の方には当てはまりやすいポイントがあるのでぜひ最後までご覧ください＾＾

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退職理由は「自己都合退職」か「会社都合退職」の２つのみ

会社を辞める時は必ず退職理由を書くまたは聞かれますが、その理由は「自己都合退職」か「会社都合退職」か２つのみです。

大体の場合は「自己都合退職」を選ばれるかと思います。

しかし会社側が意図的に「自己都合退職」を促す場合もあります。

そう言われてしまうと、大抵の人は「はい」と答えてしまうかと思います。

…が、実は

会社側には絶対「会社都合退職」にはしたくない理由があるんです。

とお思いになるかもしれませんが、「会社都合退職」の場合、失業手当のメリットがかなり大きいです。

なぜ会社側は「会社都合退職」を嫌がるのか

では、なぜ会社側は「会社都合退職」を嫌がるのでしょうか？

それは「助成金」が関係しているから

雇用関連の各種助成金には、それぞれ受給要件が設けられています。中でも特に注意しておきたいのは、会社都合の退職者を出すと助成金がもらえない制度が多いことです。

雇用関連助成金は、雇用の安定や労働者の処遇改善を促すために設けられた制度です。会社都合で辞める人を出すことはその趣旨に反するため、支給対象外となるのです。

https://joseikin-tips.com/社労士監修・助成金tips

「助成金」とは、厚生労働省が民間企業に対して支援金を送る制度のことで、

助成金を受け取る為には、一定の条件を満たさなくてはなりません。

そして、その条件の中に、直近半年以内で会社都合退職がでていない事とあります。

会社都合退職者がいると、国から貰える助成金の対象外になる事が理由だったんです。

念入りに「自己都合退職」でと確認する事にも納得です。

でも「自己都合退職」と「会社都合退職」の違いがわからないですよね、

次の項で解説します。

なので、助成金を受けていない会社は関係ありません

「自己都合退職」と「会社都合退職」の一例

「会社都合退職」のイメージだと、リストラや倒産など大きな出来事を想像しますが

いじめやパワハラ、勤務地の変更、仕事内容が違う、慢性的な残業など個々の事例も対応できる事がわかります。

この何とも言えない感情が「会社都合退職」になり得るのです。

【実体験】派遣社員で働いた時の話

はじめての派遣先はクレジットカードの会社でした。

電話対応がメインで、お客様の要望や問い合わせに対して、各部署へ分かれパソコン入力等作業をする流れです。

さっそく初日から１人で担当を任される事に、

1人の時点で不安しかなかったんですが、更に業務マニュアルがない…

自分がやるべき仕事が全くわからず、とりあえず電話をとるものの対応ができない。一応チームだったので「分からない事は聞いてね」と言われていましたが、毎回チームの人に聞くのも苦痛になっていました。

そして、失敗すると責任は私です。（その担当は１人なんで..）

「マニュアルがないのが辛い」

「一人に責任を押し付けられるのが不満」

そんな思いを抱いている人は私以外もいて、私を含め４人の派遣スタッフは意気投合。

聞くところ、みんな同じ理由で長く続かない事がわかりました。

派遣会社へ更新しない事を伝える

5ヶ月更新なんですが、この会社では更新しない旨を担当者へ伝えました。

派遣会社としては、この会社で続けて欲しそうで

改善すれば更新を考えてくださいとの事でした。しかしもう働く気はなかったので次の派遣先をお願いします。

と伝えていました。

こうして、契約満期までもう少し..と思いながら心を無に日々働いていました。

しかし、状況は改善されないまま。

次の派遣先の打診は１度ありましたが、それからパタリと派遣会社から連絡は来ませんでした。

心身ともに疲れ働く事が嫌になった時、ふと思い出したのです。

「今まだ前職の有給中だ」

「ハローワーク行くところだったんだ」

とんだバカヤロウですが、ハローワークへ行くまで暇だったので興味本位で派遣社員として働いていたんです。

前職の有給中に働いていました

話が前後してしまいますが、実は前職の有給期間中に派遣社員として働いていました。

17年間勤めていたのですが、有給や福利厚生の休暇を使っていなかったので、休暇の消化が4ヶ月ほどありました。

人生初の失業手当をもらおうとハローワークへ行くと「完全に退職した状態で来てください」と言われ、

『４ヶ月暇だな〜』と思い、暇つぶしも兼ね興味本位で派遣スタッフ登録をしたんです。

人間の性とは恐ろしい…

17年間、ひたすら働いてきたので「無職」「働く会社がない」という状況が不安になるんです。

そんな事もあり、ハローワークへ行く事をすっかり忘れ次の仕事を探していました。

幸か不幸か、

働く意欲を削ぎ落とされた事で思い出しました。

次に解説しますが、有給中に働くと損をします。この頃は無知だったので、もったいない事をしました…

有給中働くのは絶対ダメ、支給額が減る理由

ここではざっくり説明します。

理由は、

基本手当の計算方法が、離職した日の直近６ヶ月の給料から算出されるからです。

失業保険の受給金額は、失業保険で受給できる1日あたりの金額「基本手当日額」と給付日数で計算できます。基本手当日額は、離職日の直前6ヵ月に毎月支払われていた賃金(賞与は除く)の合計を180で割って算出した賃金日額の45〜80％です。45〜80％のうち、どの%(給付率)が適用されるかは年齢や賃金日額で変わってきます。

https://www.saisoncard.co.jp/credictionary/bussinesscard/article333

例えば、正社員で最終給料が30万円あったとしても、有給期間中にアルバイトをして9万円稼いだらその金額が直近の給料として反映されます。

派遣会社から「自己都合退職」で通知がきた

そうこうしていると自然と契約終了に、特にかしこまった連絡はなくあっけない終わりました。

後日自宅に「自己都合退職」と書かれた通知が来ました。

ここで一気に、溜め込んでいたモヤモヤっとした感情が爆発

そこで、「自己都合退職」と「会社都合退職」について調べる事にしたのです。

会社都合退職だと失業手当が手厚い

	自己都合退職	会社都合退職
失業給付金の待機期間	3ヶ月と7日間	７日間
支給日数	90〜150日	90日〜330日
最大支給額	約118万円	約260万円
給付の制限	あり	なし
国民健康保険税	通常納付	最長2年間軽減

全てにおいて「会社都合退職」だと手厚いのが分かるかと思います。

まずは、給付待機期間

自己都合退職だと3ヶ月と7日後まで一切お金はもらえません。

しかし、会社都合退職だと1週間後には支給されます。

支給日数が長い事も大きなメリットで、会社都合になると貰える総額が増えます。

嫌な思いしてるんだから、しっかり好条件で貰いましょう 

【朗報】契約満了だけど会社都合になるケース

基本的には「契約満了」の場合は会社都合退職にはなりません。

…がしかし、例外があるんです！

私は契約満了だったので、最初は諦めましたが調べていく中で「会社都合退職」になる可能性が見えたのです。

働く意思は伝えていました。

なので、派遣会社から1ヶ月以上、仕事の案内をもらえない時に該当するのではないか？

と思いました。

担当へ問い合わせるが拒否される

派遣会社の担当の方へ電話をして話をする事に、

退職理由のヒヤリングもなしに「自己都合退職」になっているので「会社都合退職」へ変更して欲しいと伝えました。

すると「契約満了の方は自己都合退職なのでこれでお願いします」の一点張りです。

「1ヶ月以上仕事の案内がもらえなかった」のが会社都合退職にあたると伝えると、

確かに..派遣先の環境の改善を求めた際別の会社を紹介して欲しいと伝えていたのでその時に紹介され、

その時はまだ時間があったので、他も比べながら選びたいとお断りしたのです。

担当の人も絶対に譲れないようで、バチバチのやりとりでした。

ショートメールが証拠で一発逆転

もうだめかと思い諦めモードでしたが、

結構前だったな〜と考えていたら、

「１ヶ月以上前なら無効じゃない？」とひらめき、いつ紹介されたのかを探す事に、するとショートメッセージのやりとりが見つかりこれが決め手に！

これを証拠に再度担当へ連絡、

結構揉めに揉めていたんですが、証拠があった事で対応が一気に変わり「会社都合退職」に変更してくれるという言葉をもらいました。

もっと手軽に解決したい！

モヤモヤを抱えて退職する事は非常にエネルギーを使います。正直私も何度も諦めようかと思いました。

しかし、この様な煩わしい事を一手に解決してくれるサービスがあります。

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「社会保険給付金」と聞くと怪しいと身構えてしまいそうですが、本来受け取れる給付金を、専任のプロがサポートしてくれるサービスです。

万が一給付金が受け取れなければ全額返金になるので、金銭的に損するリスクはありません。

特に、退職代行サービスが無料で利用できるのが魅力かと！

株式会社スムリエという会社が運営していますが、退職代行SARABAというサービスも行なっており、退職代行のノウハウもあります。個人的には労働組合が運営しているのもポイントが高いです。

社会保険給付金アシスト公式サイトにて、無料相談ができますので気になった方はチェックしてみてください。

ハローワークへ相談して良かった

あくまで担当が認めただけで、これから本社とやりとりするから時間がかかるとの事。

待っていてもしょうがないので、とりあえず相談だけでもとハローワークへ

相談員さんに一連の流れを伝えたところ、

…と、ハローワーク相談員の一言で拍子抜けするほとすんなり決定しました。

まとめ

個人的な意見ですが、派遣社員ほどこのようなトラブルが多い環境だと思います。知識がなかったり、真面目な人ほど自分の責任だと思い、会社側の「自己都合退職」を受け入れてしまうでしょう。

ただでさえ辛い思いをしているのに、最後の最後まで泣き寝入りするのは悔しいじゃないですか。もう２度と会う相手ではないので怯まず立ち向かいましょう！

同じような状況の方がいたら是非行動してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました＾＾

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