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こんにちは、ミニマネーmikaです。プランしないFPとして活動しています。
働くママさん、毎日お疲れ様です。
子育てしながらパートで働いていると「少しか働いていないのに休むなんて気が引ける」と思われる方も多いのではないでしょうか。
でも実際は、朝から晩まで一分一秒無駄にできず動きっぱなし、週末は子供と遊ぶという役目があります。
決して「少ししか働いていない」なんてないです。
お疲れが溜まっているならぜひ読んでみてください^^
パートが休みたいと言いにくい原因を客観視する
働くすべての人に有給があるの理解する
結論、有給をとろう!
パートが休みたいと言いにくいのは罪悪感から
「時間なので上がります、忙しい中すみません」
「土日は出勤できなくて申し訳ない」
アパレルの店長として働いていた時、パートのスタッフが言っていた言葉です。
結婚を機に退職した元正社員で、こちらとしてはパートでも助かると思いスカウトしました。重々承知なのに、なぜ謝るのか?と疑問でした。
しかし、いざ自分がパートで働く事になったら全く同じ事いってるんですよね。
Xでも罪悪感のつぶやきが…どれも激しく同意じます!
んな、パートなんやからさっさと休み〜
それが簡単じゃないから悩んでんの
罪悪感は健全な証拠
言われる側と言う側を経験した立場からすると、罪悪感が生まれる事は健全な事だと思います。
そもそもパートというのは「プライベートを重視したい」人向けの働き方。
子供の行事や体調不良などの急なお休みに備えて、あえてセーブした働き方をしているので本来は柔軟にお休みしてもいいはずです。
それでも罪悪感が生まれるのは、日本人特有の気遣いもあるかと思いますが、一番は真面目にちゃんと仕事をしている証拠だと。
- 責任感を持って仕事をしている
- 職場のスタッフに迷惑をかけたくない
- 仕事が好きだから評価されたい
罪悪感を覚えるのは、少なからずポジティブな気持ちの裏返し
どうでもいい職場なら気にせず休みますし、居心地が悪ければ転職すればいいと考えるはずです。
自分は一生懸命この仕事頑張ってるだ!と捉える
自分は疲れていると理解する
子供には「視野を広くもってもらいたい」と思っているのに、いざ自分の事になると見えなくなってしまいます。
パートという限られた時間や職場の人間関係ばかり気になり、貢献できていない自分はダメ人間だ。と
狭い環境で判断するのではなく、子供や家族、友達や趣味といった幅広いコミニティーに視野を広げてみるともっと肩の荷が降りるはずです。
朝も夜も家の中でも座る暇なく動いている
保育園や幼稚園、習い事などのリサーチ、ママ友付き合い
学校イベントの準備や参観日、書類提出
旦那と自分の親族の冠婚葬祭のやり取り
家庭のお金対策(医療費控除、申請してもらえるものはやる)…ect
子供の体調不良と身内の法事で、仕事が忙しい時に数日間休む羽目に。精神的に参っている時に救われた本でした。
ママの仕事はパートだけじゃない、疲れて当然なんだよ
ふと襲う、パート疲れた休みたいはSOSの可能性も
ふと襲う「ああ疲れた…パート休みたい」と思うのはSOSのサインかもしれません。
自分では気づいていなくても、実は細かなストレスや疲労が溜まっていて「パート休みたい」として現れた可能性も。
「今日は天気がいいから休みたい」みたいな感覚でなく、重くのしかかるような感情なら見過ごせません。
突然涙が出てくる
朝起きるのが辛い、身体が重い
笑顔がなくなる、ぼーっとする
感情の起伏が激しい
休みの日でも次の日仕事だと思うと憂鬱になる
自分はなんて弱い人間なんだ、思わずに心の声に耳を傾けましょう。
鬱病や精神的疾患を抱えてしまっては元の子もありません。
決して甘えではありません、ママが元気なのが家族のため
社長でもないのに仕事で鬱になったらシャレにならんで
パートはいくらでも代わりがいます。時給1,000円程度で病むのはもったいない
パートにだって有給制度がある
本題になりますが、パートやアルバイトには有給がないと思われている方も多いのではないでしょうか?また有給について前のめりになるのも失礼な気がして、なかなか会社へ確認しにくい事もあるかと思います。
しかし、法律で有給制度はきちんと設けられています。働く人全てに関係する法律なのでぜひご確認ください。
有給休暇とは
有給休暇とは、継続して一定期間働く労働者に与えられる休暇で、休んでいも給料がもらえる休暇(有給)です。
この有給休暇は法律で定められたモノなので、各会社の判断であったり無かったりはできないんです。
「ウチの会社は小さいからなぁ」
「有給がとれない職場の雰囲気なんだけど」
など、状況は色々あるかと思いますが関係ないく適用されます。
業種、業態にかかわらず、また、正社員、パートタイム労働者などの区分なく、一定の要件を満たした全ての労働者に対して、年次有給休暇を与えなければななりません(労働基準法第39条)
厚生労働省
厚生労働省より抜粋↓
大事なところは詳しく解説しますね
条件を満たせばどんな人でも取得できる
有給の取得条件は以下の2つ
- 雇入から6ヶ月経過している事
- その期間の全労働日の8割以上出勤している事
有給休暇は入社後すぐには取得できません。働いて6ヶ月経ってから与えられる権利です。まずは6ヶ月経っているかがチェックポイント
全労働日とは、労働者が労働契約上労働義務を課せられている日数。わかりやすく言うと、雇用契約で週4出勤します。と約束したなら最低でも週3出勤しないと8割を下回ります
規則正しく働くだけならハードル低いっす
だからしっかり理解して有給つかおう!
有給付与日数は働く日数で違う
パートだと働く日数や時間にばらつきがあると思いますが、有給付与日数はここで判断します。
有給休暇の目的は、労働者の心身の健康とリフレッシュの為、いっぱい働いている人が多くもらえる仕組み
フルパートなら正社員並みの有給も
週30時間以上、かつ週5日以上または年間217日以上。いづれかの勤務に該当する場合なら、正社員並みの有給が付与されます。
継続勤務日数 | 6ヶ月 | 1年6ヶ月 | 2年半6ヶ月 | 3年6ヶ月 | 4年6ヶ月 | 5年6ヶ月 | 6年6ヶ月 |
有給付与日数 | 10日 | 11日 | 12日 | 14日 | 16日 | 18日 | 20日 |
そして2019年の労働基準法が改正により、年10日以上の有給が付与される従業員に対して最低5日以上はかならず有給を取得させることが義務になっています。
詳しくは厚生労働省の案内をご覧ください>>年5日以上の有給取得の義務化について
自己申告だったけど義務になったことがありがたいよね
義務なので休みます!義務なんでねぇプハ
ボリュームゾーン週4日パートで有給7日も
多くのパートの方がこの働き方ではないでしょうか。週30時間未満、かつ週4日以下または年間48日〜216日かチェックてみてください。
嬉しいのが、週1日パートでも条件を満たせば有給が発生します。
週の出勤 | 年間出勤 | 6ヶ月 | 1年6ヶ月 | 2年6ヶ月 | 3年6ヶ月 | 4年6ヶ月 | 5年6ヶ月 | 6年6ヶ月 |
4日 | 169〜216日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 | 12日 | 13日 | 15日 |
3日 | 121〜168日 | 5日 | 6日 | 6日 | 8日 | 9日 | 10日 | 11日 |
2日 | 73〜120日 | 3日 | 4日 | 4日 | 5日 | 6日 | 6日 | 7日 |
1日 | 48〜72日 | 1日 | 2日 | 2日 | 2日 | 3日 | 3日 | 3日 |
扶養内で抑えたい、かつ保育園で預け入れできるパートが大体週4になります。今ご覧になっている方の中にも多い働き方なのではないでしょうか。
きちんと有給を活用できているか、今一度ご確認ください
パートで有給取りたいはやっぱり言いずらい
法的に認められた権利だ!と言うことはお分かりいただけたかと思いますが、やっぱり言いにくいでよね。
有給は会社が負担する人件費なので、会社の規模や経営状況によって有給が取れる空気感がまるっきり違うかと思います。権利であって義務ではないので難しいところです。
10日以上有給のある人は5日以上の消化が義務だけど、パートはそれ以外が大半だからねぇ
申請するもしないも労働者の自由(いえねーー)
そもそも有給を申請する方法とは
法的な解釈だと会社や上司の許可は必要なく「〇月○日有給を使わせていただきます」と伝えるだけでOKです。
申請方法は会社によって違うかと思いますので、会社の規定に合わせましょう。
申請書を提出(紙やネット)や上長またはシフト担当者に言うなど
このことは労働基準法39条5項でしっかり記載されており、会社は労働者が有給の申請をした場合、断ることができないよう定められているからです。例外として、どうしてもこの日に休まれると業務に支障が生じる場合には、別の日に変更することは可能です(時期変更権)
しかし、この「どうしても休まれては困る」はただ忙しいや人手が足りないからではNG
会社は有給を完全に消化する前提で人員を配置する義務があるので、有給がとれない人員体制に問題があります。
移転オープン初日だから別日に変更お願い
これならOK!理想は職場の状況をみて休むといいですね
スマートな有給の取り方
いつでも取れるからといって、自分本位だと周りとの関係が悪くなります。印象よく有給を取る努力はしましょう。
会社の繁忙期を把握する
事務仕事だと締日や月末、請求日など決まって作業が増える日があります。サービス業だとイベントや商品の納品など、会社にはこのタイミングで休まれては困るという日があります。
リフレッシュ休暇なら明らかに忙しい日の有給は避けたほうが良いですね。
コミニュケーションを日頃から大事にする
同僚や上司とのコミニュケーションを日頃から意識すると有給はとりやすいです。
例えば子供の運動会があるや親戚の結婚式など、気軽にプライベートな事が話せる間柄なら「じゃあお休みしないとね」となりますし、その流れで有給に持っていきやすいです。
飲食店やスーパーレジ、販売員など主婦パートが多く活躍する職場では、人間関係が良好だとお互い様精神が生まれます。「子供が熱っぽいんだよね」と話しておくと協力体制を整えてもらえたりします。
権利はあるけど思いやりは大事
ブラック企業か…ウチの会社有給あるの?
それでも残念な事に、どうしても有給がとれない会社はあります。
- 小規模会社のため社長が理解していない(アップデートされてない)
- 大きい会社でも直属の上司が理解していない(業績が下がるのが嫌で休ませたくない)
- 職場の雰囲気が有給取れない環境(自分だってとってないんだから皆んなも取らないよね)
ブラックな環境なら転職をおすすめします。有給が取れないなんてもったいない…時間は宝です。
そんな場合は
- ハローワークへ行く
- 転職サイトに登録
- 在宅ワークも視野に入れる
など環境を変える事で解消しましょう。
相手を変えるのは不可能、自分が変わりましょう
その前にやって欲しい事
忘れてはいけないのが、案外こちらが有給について聞くと好意的に答えてくれる事も多いです。
言うことを忘れていたり、タイミングを逃していただけの事もあります。その他、有給について調べてくれるパターンも。言わないと伝わらないので自分からアクションする事もやってみてください!
私は調べてくれたパターン!「知らなくてごめんね」となりました。
今では有給について社員に聞かれたりするな
まとめ
有給は働く人全てに与えられた権利です。正しく理解してしっかり活用しましょう
- 雇入れから6ヶ月経過している
- 全労日の8割出勤している
- 週5〜1日規則的に働いている
働くママさんはぜひ有給を活用してリフレッシュしてくださいね^^
最後までお読みいただきありがとうございました。
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