【体験談】失業手当は働く気がないともらえない？ゆっくり過ごしたい人向けズルイ３選

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こんにちは、ミニマネーmikaです。プランしないFPとして活動しています。

いざ失業手当をもらう場合、すぐに働くのはしんどい..そう思う方も多いはず。

『職場の環境が嫌だった』

『仕事内容が嫌だった』

『自分のスキル不足に気づいた』

様々な問題を抱えたからこそ退職したはずです。

私も失業手当をもらった経験があります。

失業手当の意味を理解し、正確な手順を踏めば問題ありません。

働く気はあるけど今はゆっくりしたい方はぜひ最後までご覧ください。

失業手当の大きな誤解

失業手当＝仕事を辞めたらもらえる

と多くの方が勘違いしているのではないでしょうか？

正確には、「仕事を辞めて、かつ働く気がある人」がもらえるお金です！

かくゆう、過去の私は勘違いしておりました。

17年勤めた会社を辞め、はじめてのハローワークを意気揚々と向い直面した真実です。

考え方としては、民間の保険と同じでさまざまな要件がありそこに該当する人が貰えます。

会社で働いていると否応なしに差し引かれるのでなんとなく、年金のような立ち位置に感じてしまいますが、あくまで雇用保険です。保険とついている以上、リスクベッジのためだと頭に入れておきましょう。

失業手当の要件

失業手当は、失業中の方が安心して就職活動をするためのお金です。

「仕事を探す」のが目的なので、「辞めたからもらえる」とはニュアンスが違うのがお分かりかと思います。

ですので、以下の方は働く気がないとみなされます↓

• 病気やけがのため、すぐには就職できないとき
• 妊娠・出産・育児のため、すぐには就職できないとき
• 定年などで退職して、しばらく休養しようと思っているとき
• 結婚などにより家事に専念し、すぐに就職することができないとき

ハローワーク

補足ですが、妊婦でもちゃんと働く意思があれば失業手当はもらえます。過程が良好で日常生活に問題なければ大丈夫です。

私は妊婦のときに失業手当をもらった経験があります。妊娠２ヶ月くらいでしたが、この頃はちょうどコロナ真っ只中のため、異例ですが求職活動の免除もありました。

詳しくは管轄のハローワークで確認してくださいね。

失業手当の支給条件

条件は２つ

• 雇用保険に加入し、保険料を支払っている
• 離職の日以前2年間に12カ月以上の雇用保険の被保険者期間がある

1つずつ、見ていきましょう。

まず「雇用保険に加入している人」ですが、正社員の場合は問題ないです。

パートの場合だと注意が必要です。週20時間以上働いている方は義務なので必然的に加入していますが、それ以下の方は「雇用保険」に入っているかチェックしてみてください。

次に、働いた期間によりますが、

1年以上仕事を続けていたならまず大丈夫です。

他にも6ヶ月はA社、6ヶ月はB社と会社が違っていても問題ありません。会社は変われど「雇用保険」に1年以上加入しているので。

①、②がクリアしていれば失業手当の対象者ですので次のステップに進みましょう。

伝え方が９割、働く意思は全面にだす

冒頭での話に戻りますが、失業手当は働く意思がある人のためのセイフティになります。

しかし、ぶっちゃけ「意思」は目に見えてわかるものではありません。

要は伝え方次第なのです。

私が言いたいのはウソをつく事を推奨しているワケではなく、働く意思はあるけど今は心の状態を整えたい、本当にやりたい事が分からなくなってしまっている、など少し時間が欲しい人向けのアドバイスです。

わかりやすいように、私の場合をお伝えします。

17年間勤めた会社を辞め、店長職から解放され少しゆっくりしたいという気持ちがありました。

年齢的な事も考えて資格も取りたいし、出産後は子育てと年齢の壁もあります。慎重に仕事を選びたい。前提として働く意思はしっかりありますが、なんでも良いワケではなかったんです。

これが本音ですが、そのまま相談員さんに伝えたら、アウトになる可能性があります。

注意するのが「少しゆっくりしたい」

これを正直にいってしまうと、働く意思がないとみなされるかもしれません。

なので伝える場合はこう言いましょう。

前職は17年勤め辞める決断をしました。転職活動は初めてになります。ですので今回は違う職種も視野にいれ、慎重に仕事を探したいです

ゆっくりしたい＝慎重にと言い換えています

妊娠して辞める場合もです。

「今働いている環境が子育てに向いていない為退職しました。土日休みやシフトに融通がきく職場を探しています」

結婚の場合も同じ事が言えます。

要するに、

人の気持ちは他人にはわからない

という事です。

働けない状況とみなされる

• 病気やけがのため、すぐには就職できないとき
• 妊娠・出産・育児のため、すぐには就職できないとき
• 定年などで退職して、しばらく休養しようと思っているとき
• 結婚などにより家事に専念し、すぐに就職することができないとき

ハローワーク

これらに該当したとしても働く意思があれば、支給対象になる可能性も十分あるのです。

求職活動は毎月やってくる

晴れて受給を認められても、毎月求職活動を行い実績づくりをしなければいけません。

しかも2回（人によっては3回）行う必要があります。

仕事を探し面接を受ける

これがネックに感じる方も多いはず。

実際面接を受けるのは、プレッシャーです。

人手不足の世の中です、1発目の会社で受かる事もあるでしょう。もし受かったとしても辞退する事は問題ないですし、もちろん求職活動としてカウントされます。

ハローワークの職業相談

ハローワークへ行き、職業相談する事も求職活動としてカウントされます。

面接よりはハードルは低いですが、以下のデメリットもあります。

これだけで実績を作るのは厳しいです。他の求職活動を行いつつ＋アルファがいいでしょう。

そこで、

プレッシャーが少ない求職活動を３つ紹介します！

【ズルイ３選】求職活動の実績の作り方

【ズルイ①】転職サイトを活用する

自宅にいながら一番簡単な方法です。

ポイントは応募した段階で求職活動としてカウントできます。

ですので、その後辞退しても良いですしそのまま進んでも構いません。

転職サイトから募集すると、意外と返信がない場合もあります笑。その場合ももちろん求職活動としてカウントされますのでご心配なく！

また転職エージェントへ登録する方法もありますが、こちらは担当の方がサポートに入ります。

人が入る分手間はかかりますが、自分の市場価値が知れたり、未経験の職種についても教えてくれるのでメリットもあります。

不動産に興味があるなら【宅建Jobエージェント】 がおすすめです！

宅建を持っていなくても大丈夫なので、これから勉強する方や興味があるだけでも登録できます。

実際私も宅建を取得する前に登録しましたが、

求人を見るだけでも勉強するモチベーションになりました。

【ズルイ②】セミナーや講習会に行く

ハローワークや行政が行うセミナーに参加するのもおすすめです。

※注意点として民間のセミナーは認めらない場合もあるので、避けた方がいいでしょう。

ハローワークは自治体によってアプリがあるので、情報がキャッチできます。

ポストに投函される「市のたより」には行政が主催するセミナーが載っており、楽しそうなものもあります。

実際私も参加したことがあるのですが、ローカルタレントさん（女性）が登壇され、子育てとキャリアの両立というお題で話されていました。

好きなタレントさんでしたし、実際子育てしながら働く方の話を聞きたかったので、とてもいい経験でした。

履歴書の書き方や、面接の仕方など、基礎的なことですが意外と大人でもわからないモノです。

セミナーは無料ですので、この機会に勉強するのもオススメです。

ハローワークと行政のセミナーなら安心 

【ズルイ③】資格をとる

個人的にはこれが一番おすすめ

せっかく、人生の長いお休みになるんです。一生モノのスキルを手にいれる良い機会だと思います。

そして最大のメリットは資格取得の場合、求職活動をしなくて済みます。

ゆっくりしたいと考えているなら、勉強に集中することで外的活動を避けることができますよ。

１.ハローワークの職業訓練に通う

条件が合うなら、迷わずハローワークの職業訓練が良いです。

理由は、

• 無料で受講できる
• 期間中は失業手当が支給される
• 交通費が支給される場合もある

失業手当の待機期間があったとしても、職業訓練が始まれば関係なくお金が支給されます。

そして期間中はずっと支給されますし、内容によっては交通費が支給される場合もあります。

ハローワークの職業訓練が難しい理由は以下の通り、

• 募集期間が短い
• 場所が遠い場合がある
• 相談員との面談がある

いつでも募集されているわけではないので、退職したタイミングが合わなければ通いたい訓練の募集がないという状況も珍しくありません。

また通学の場合は学校が遠い場合もあります。

さらに、職業訓練に通うには、ハローワークの相談員さんと面談があります。

ここも失業手当の面談同様、厳しいチェックがあります。

「時間潰しが目的じゃないか？」

がまず見られます。

「興味があった」や「勉強してみたい」の言い方はNGになりかねないです。

「〇〇の仕事に興味があるので、就職活動の為に〇〇の資格を取りたい」

と、働く為にはこの資格が必要なんだとしっかり伝えましょう。

また、願書を書き面談もあります。

定員が設けられているので、タイミングがあっても必ず通えるわけではありません。

仕事を辞める前に、募集期間や場所など職業訓練について調べておきましょう 

２.教育訓練給付の講座を受ける

民間のサービスを利用しても、対象の講座であれば「求職活動」としてカウントされます。

今は「リスキリング」という言葉があるように、政府も学び直しを推奨していますので利用しない手はないです。

【雇用保険、リスキリング支援拡充　24年度法改正へ議論】

2024年度の雇用保険制度の改正に向けた議論を始めた。働き方の変化を踏まえ、労働者のリスキリング（学び直し）や子育て支援を中心に制度を充実させる。

日本経済新聞

受ける講座によって内容は様々ですが、最大70%の補助があります。

厚生労働省の【教育訓練給付制度/検索システム】より10,000講座以上が探せます 

デメリットとしては、実費が発生することです。

もし受講費が40万だとしたら、約30万が戻ってきます。ですので実費は約10万円

しかし、求職活動せず失業手当がもらえますので集中して、資格勉強に励む事ができます。

子育て中のママや、これから出産される方には在宅で仕事ができるスキルがおすすめです。

ヒューマンアカデミーのWEBデザイナー講座

＼ 資料・相談無料／

主要都市はもちろん北海道と沖縄にも学校があります。

Webデザイン意外にも豊富なメニューで目移りしますので、迷ったらぜひお問い合わせ下さい。

まとめ

ズルイと聞いて、飛び抜けた裏ワザを期待していたらごめんなさい。

しかし、実際に面接を受けたりハローワークでの面談はしんどいです。

私が紹介した３つは、メンタル面で楽な方法になります。

特におすすめなのは「資格をとる」です。もうこれだけで求職活動をしなくていいんですから。

今までお仕事お疲れ様でした、これからの長いお休み、ゆっくり自分を労ってください。

最後までお読みいただきありがとうございました！

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