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こんにちは、ミニマネーmikaです。プランしないFPとして活動しています。
宅建の勉強法は溢れています。
「どの方法がいいかわからない!」
「やっぱり予備校に通うべき?」
色んな選択肢はあるかと思いますが、私が実践した方法は、最も無駄を省いた勉強法になります。
基本1冊しかつかいません。補助的に2冊必要になりますがそれだけです。
コスパ良く宅建を合格したい
という方はぜひ最後までご覧ください。
- 資格勉強の考え方
- どこが無駄で何が大事か
- 1冊勉強法のやり方とポイント
\ 仕事が忙しくて時間がない/
資格と学校では勉強する理由が違う
宅建を独学でチャレンジしようとすると、勉強が苦手な方ほど義務教育のやり方をしてしまいます。
私もその一人でした。試験の経験が少ないので仕方のない事かもしれません。
授業を聞く→教科書を読む→中間テスト
この流れになると思いますが、宅建を独学するなら非効率やり方です。
何故ならば、学校と資格では勉強する目的が違うから
- 学校は大人になる術を学ぶ場所
- 資格は点数をとり合格すること
端的に言うと、資格の勉強において仕組みや背景など理解する必要はありません。
宅建の独学で重要なのは、いかに点数が取れるか
なのでこの流れになります↓
過去問題集をやる→参考書を読む
『いきなり問題なんて解けないよ…』
わかります。最初は解けなくていいんです。
問題をみる→すぐ答えを見る
これでいいんです。
1冊勉強法では、義務教育のやり方をしないことが非常に重要です。
習ってきたのにやらんって難し
その意識から変えましょう
2つの無駄を省くべし
意外かもしれませんが、この2点はやらなくてい良いです。
無駄を省く①:参考書をじっくり読む
宅建の過去問題には重要な事が全て集約されています。
「どこが」「どんな風に問われるか」分かる状態なのに、参考書を読む事に時間をかけてはいけません
試験に慣れてくると正直必要ないです。
しかし、初めて宅建を受験する方だと不安だと思いますので、雰囲気を掴むイメージで読み進めましょう。
間違っても、理解しようと立ち止まらないでくださいね。
無駄を省く②:ノートを作る
効率を求めるなら一番の時間の無駄です。
ノートを作っていると「勉強している感」に陥ります。しかし実際は「写す作業」になっているだけで時間がかかる割に、得られる効果が少ないです。
そもそもなんのためにノートを作るのでしょう
重要な事や表をまとめたいなら、すでに参考書に載っています。ノート=参考書です。
補足:ノートは作るタイミングが重要
最初の段階でノートを作ろうとするとアレもコレも詰め込んでしまいますが、ある程度勉強が進んできたらノートをまとめる事をおすすめします。
何度も間違える問題や、どうしても整理できない箇所など自分の弱点をまとめるためです。
このノートを見ればうっかり間違えてしまう箇所が可視化できる。
そんなノートならいいと思います。
ある程度とは?
試験範囲を2周終えたらタイングです
宅建独学はアウトプット7割
1冊勉強法はアウトプット中心です。
分野別過去問題集を解く→参考書を見る
なぜ問題を解く事が先なのか、
具体的に説明します。
宅建独学①:行動する事で身につける
人は実際やる方が覚えるのが早い
水泳が上手になりたいなら、手の動きやフォームは?と頭で考える前にまずはプールに飛び込む方が早い。
最初は失敗しても注意力が上がったり、早く苦手が見つかるのでやるべき事にすぐに取り組む事ができます。
まずやってみるという意味で、資格試験でいうプールに飛び込む行為が「過去問題集をやる事」
まずは問題を解く(プールに飛び込む)→わからない→理解する
だから問題集を先に解くのです。
宅建独学②:失敗する事で暗記する
あなたにはこんな経験ないですか?
- 旅行のフライト時間を間違えて焦った
- せっかく高額料理を頼んだのに失敗した
- 結婚式はケンカした記憶しかない
楽しいはずのシチュエーションなのに、失敗の方が真っ先に思い出されます。
これはネガティヴ思考だから…ではなく、人間の記憶は感情の振り幅が大きいほど記憶として残るそう。そして失敗は、この状況を作る絶好の機会なのです。
早稲田集中研究会ではこの様に書かれています。
どんどん「失敗」(=問題を間違える)
していけば、その分だけどんどん
記憶に残っていくのです。
だから、いつまでも大事そうに
過去問や問題集を残していたら
もったいないよというのはそういう訳。
参考書を繰り返す
「インプット学習」も大事ですが、
インプット学習では「繰り返し」はできても、
「失敗」という要素が
基本的にありませんからね。
記憶は「失敗」と「繰り返し」で定着する
すぐ過去問題集を解く事は、早い段階で記憶の定着に向かっているという事。
出来なくて落ち込んでしまい「もっと理解を深めてから…」という方もいますが、「間違える」ためにやっているので不正解で全然OKなんです!安心してどんどん間違えてください。
分野別過去問題集をやる→参考書を見る
以上の理由から、「1冊勉強法」ではこの順番なのです。
「1冊勉強法」で準備するもの
はじめに、「1冊勉強法」では日々の学習を1冊集中して行います。
1冊しか購入しなくてOKではないのでご注意ください。しかし、補助的な活用なのでほぼ1冊と思っていいでしょう。
①重要なのは分野別問題集
ズバリ、使うのは「分野別過去問題集」の1冊のみです。
参考書選びがとても重要になりますが、当ブログではこちらをおすすめしています↓
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本屋に行ったらみん欲しだけでも種類多いな!
色んな色があるけど黄色だよ、黄色!
補助的に参考書を活用
資格経験者だと、参考書の必要性は感じなくなります。
しかし、宅建を初めて受験されるだと不安かと思いますので、用意した方が安心です。
参考書のイメージは「辞書」です。
問題を解いて、詳しく知りたい時に活用しましょう。
直前で12年分過去問題集を購入
試験直前になったら12年分過去問題集を購入しましょう。
宅建試験直前に取り組むのですぐに購入する必要はありません。
「今後必要なんだ」と頭の片隅にあれば大丈夫です。
使うなら先に購入してもいいやん
メンタルの問題だよ、目の前にやることが多いと萎えるでしょ?
「1冊勉強法」の具体的なやり方
頭がいい人は例外として、一般の方だと1日で2時間は勉強しないと厳しいと思います。
まずはどこで2時間勉強するか決めましょう。
- 乳幼児をワンオペでお世話している
- 朝1時間、夜1時間勉強すると決めた
- 旦那は忙しく預ける事は頭にない
ママの設定で進みますが、働く男性でも学生さんでも、置き換える事ができますのでAさんをご自身に置き換えてイメージしてみてください。
午前中の過ごし方:起床して即1時間の勉強
宅建を受験するにあたり、時間を確保しない事には始まりません。まずは1時間早く起きるよう頑張りましょう。
- 起床し1分以内に分野別を開き勉強開始
- 子どもがお昼寝したらYouTube学習
午前中のポイントは、朝は一番頭が冴えているという事。
ここでやる分野別は「初見の問題を解く」です。はじめて見る問題はどうしてもエネルギーを消費します。なので体力がある朝がおすすめです。
…と言っても、早起きが一番難しい!
そこで是非やってほしいのが、起きたら1分以内に分野別を開く
顔も歯も洗わず、頭が無の状態で分野別を開きます。すると不思議とスイッチが入るので、騙されたと思ってまずはやってみてください。
慣れないうちは1時間じゃなくてもいいです「1問だけ解こう」からスタートし、「1ページだけ解こう」と徐々にハードルを上げていくと上手くいきますよ。
インプットは勉強時間にカウントしません
ここで残念なお知らせが…
「インプット」は勉強時間にカウントしません。なのでYouTubeや参考書を見る時間は、勉強中だと捉えないでください。
理由は、辛くないから
「え??」
となると思いますので、説明しますね。
筋トレで考えるとわかりやすいんですが、「辛い」「過酷」だから筋肉に効いて理想の体型に近づきます。これが辛くないトレーニングだと(柔軟ばっかりとかね)体型が変わる事はないんです。
勉強も同じで、「辛い」「過酷」な過程が合格できる脳みそ作り。
分野別をやる事が筋トレでいう、重いダンベルを持ち上げている事と同じ。
最初は持てなかったダンベルも、毎日やっていくと不思議と軽く感じてきます。これは勉強も同じで、難しく感じていた問題も毎日やる事で楽に感じてくるのです。
理想の体型=宅建合格
午後の過ごし方:就寝前1時間は復習
午後のポイントは「朝やった分野別をもう一度する」です。
寝る前は1日の疲れが最も溜まっています。
復習だと負担にならないのもありますが、他にも大事な理由があります。
- 子どもを遊ばせながらYouTube学習
- 子どもが夕方寝の際教科書を読む
- 就寝前の1時間分野別をやる
同じ事やるん?先に進みたいわ
繰り返す事がとても重要だよ、説明するね
人は20分後には42%忘れている⁈
ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスの研究により、エビングハウスの忘却曲線が提唱されています。
意味のないアルファベットを記憶させ、どれくらい記憶を保持できているか実験したものです。そこで驚きなのが、人は20分後には42%を忘れてしまう事がわかりました。
研究結果は以下の通り、
- 20分後→42%
- 60分後→56%
- 9時間後→64%
- 1日後 →74%
- 1週間後→79%
人間はこんなに忘れっぽいと言う結果にびっくりです。
しかし、このエビングハウスの忘却曲線での肝は忘れることではありません。
直後に何度も繰り返すことですぐに思い出せる様になる=最強暗記術ということ!
この表でわかることは、覚えた直後に何度も繰り返すことで記憶が定着され、しかもどんどん楽になるという事です。
一夜漬けで覚えようとしても記憶が定着しないのは、覚えた瞬間から忘れていくのが理由で、だからこそ覚えるためには繰り返し学習することが重要です。
引用元:ツギノジダイ
- 復習しなければ1カ月後にはほとんど忘れてしまう
- 24時間以内に復習すれば、10分の復習で100%の記憶に戻る
これは復習しなアカンやん‼︎
慣れてきたら朝にも復習する事がおすすめだよ
分野別をやるポイント
- 4択全て丁寧にやる
- 苦手を把握する
- やった日を記録する
4択全て丁寧にやる
宅建は1問に対し4択から選ぶ方式です。正解できればOKではなく、この4択に対して「なにが」「どうだから」をしっかり言語化して答えられるかを意識してください。
単体でこの問題が来た時、きちんと説明できるレベルまで深く理解しましょう。
苦手を見える化
なんとなく正解した問題は「間違え」としてカウントします。
「なにが」「どうだから」まで答えられる状態ではじめて正解です。私は間違えを正の字カウントしていました。
正の字が多い=いっぱい間違えたとして可視化しましょう。
やった日を記録する
空いているスペースに、やった日付を記入していきます。宅建独学する場合、だれもチェックする人がいないので進捗を確認することは非常に重要です。
ポイントは朝+夜で1回のカウントです
賃管士の分野別ですが、こんな感じ↑
「1冊勉強法」合格までのスケジュール
ズバリ、試験までひたすら同じ事を繰り返します!
(ひねりも裏技もなくてごめんなさい)
「1冊勉強法」は以上になりますが、本番対策も必須です。
2ヶ月前から本試験対策スタート
ここで12年分過去問題集が必要になります。
- 時間配分に慣れる
- 得意、不得意を見極める
- 苦手を底上げする
長くなりますので、またの別の機会にお伝えします。
まずは「1冊勉強法」を試してみてくださいね。
次も遊びに来てな〜♩
より詳しい勉強法
インプット学習いつやる?
まとめ
分野別をひたすらやる
朝やった事を夜にもやる
ざっくり言うとこれだけで、全範囲を4周できればいいペースです。
最初は難しいかと思います。
しかし単純な事を繰り事で習慣にしやすく、歯や顔を洗う様にどんどん楽になっていくはずです。
宅建を初めて受験される方は是非参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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